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目に見えるところだけ掃除すればいいという気持ちが、目に見えない自分の心の奥を散らかしていく

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ミニマリストあんちゃです。
わたしがよく通っているお茶屋さんに、武士のような生き様のかっこいい女店長さんがいらっしゃるのですが、その方からとても心にグサグサと刺さる言葉をいただきました。(笑)

 

それは「掃除と心のあり方」について。

 

掃除ひとつとっても、その人の心のあり方がそのまま映し出されるそうです。

 

 

普段見えない場所の掃除は潜在意識につながっている

 

『目に見える部分を綺麗に整頓していくことは、自分の”顕在意識”(自分で認識できる意識)を整えることと一緒。

 

だけど、普段目には留まらないような、たとえばタンスの裏側の掃除とかは自分の”潜在意識”(自分では認識できない意識)を変えていくこととつながっているんだよ』

 

 

最初聞いたときは「なんだこの小難しい話は」ってなったんですが、よくよく聞いていくとなるほどなと納得させられました。

 

 

たとえば「目に見えるところさえ綺麗にしておけばいいや」と思って表面的な部分だけささっと掃除している人は、自分の心も表面だけを気にしている状態だということ。

 

だから、自分が認識できる表の意識では「人生変えたい!」と思っていたとしても、心の奥の、自分では認識できない潜在的な部分では「変わらなくていいや」と思っていたりする。

 

 

表の意識では「ダイエットして痩せよう!」と思っていたとしても、心の奥では変わらなくていいやと思っているからついついお菓子に手が伸びてしまう。

 

要するに、掃除というひとつの行為をとっても、その姿勢に自分の心のあり方がそのまま現れるということなんです。

 

 

掃除も心も、まず整えるべきは目に見えない部分から

わたしはまさに目に見える部分ばかり掃除していたので、耳の痛い話でした。(笑)

たしかに表面的な部分を綺麗にするのも大事ですが、普段目に見えない部分の掃除を放置すると、どんどん気づかないうちに汚れがたまってきます。

それが結果として空間の空気が埃っぽくなったり、汚れがこびりついて取れなくなったりしてしまう。

 

 

心もそれと全く一緒なんですよね。

体裁ばかり整えて、心の奥底に耳を傾けずにいれば、どんどん目指す方向とは違うところに行ってしまう。

気づけば心の中がどんどん散らかって、自分は何をしたいのかわからなくなっていく。

 

逆に、「空間を本当に綺麗にするのは普段目に見えない部分だ」と思って掃除しようとする姿勢は、心の潜在的な部分もコントロールしようとする姿勢につながっていく。

 

 

掃除がこんな深い話につながるとは思いませんでしたが(笑)、些細な日常の行為の中に、自分の生き方が映されるという話でした。

 

 

みなさんは普段見えない箇所からしっかり整える意識が身についてますか?

 

 

 

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