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ファッションは自分を好きになるきっかけとなる。DRESS CODE.の平岡雄太(Fukulow)さんにインタビューしてみた

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どうも!ブロガーのあんちゃです。

今日は、わたしがひそかに気になってチェックしていたクソオシャレメディア「DRESS CODE.(ドレスコード)」を運営する平岡雄太さん(通称:Fukulowさん)に突撃インタビューしてきました!!

 

Fukulowさんの人生に、ファッションがどう関わっているのか。普段あまり多くは語られない部分を深掘りしてみました。

 

*平岡雄太(Fukulow)さん*

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1990年生まれ・関西育ちの27歳。株式会社ドリップ代表取締役。

2017年の1月に、以前の勤め先であったYahoo! JAPANを退職し、株式会社ドリップを仲間とともに創業。

その傍らで、月間30万人に読まれるファッションメディア「DRESS CODE.」を運営中。

普段のメディアではあまり素性を明かされていないので、今回はゲスい部分含めFukulowさんの人生や人柄について直撃してみました!

 

きっかけは、憧れの女の子からの「オシャレになったね!」

あんちゃ:Fukulowさんのファッションメディア、いつもこだわりがすごくて圧倒されるんですけど、そもそもファッションに熱を注ぐようになったきっかけとかあるんですか?

平岡雄太さん(以下、Fukulow):ぼく中学1年生のときに転校したんですけど、その転校先のまわりの子たちがみんなオシャレで。もともとど田舎に住んでたからイモっぽい格好だったので、焦って服装を変え始めたのがきっかけかもしれない。

あんちゃ:あ〜わかる〜〜わたしも小学校の転校先でみんな可愛い服着てたから、地味な服ばっかり着てて劣等感がすごかった・・・

Fukulow:そうなんです。しかも中学生の頃まであんまり自分に自信がなくて引っ込み思案だったんですよ。会話の中心になるのを避けるというか。

あんちゃ:(そんな雰囲気漂ってる)

 

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Fukulow:でもかっこいい服とかを着てるとそんな自分でも少しだけ自信を持てたというか、自分のことを好きになれたんですね。で、中3くらいのときに奮発して買ったテーラードジャケットを着てたら、そのとき学校でマドンナ的存在だった女の子が「平岡くんオシャレになったね!」って言ってくれて。その言葉は今でも忘れられませんね・・・

あんちゃ:うわぁ〜〜淡い初恋話やんけ〜

Fukulow:まぁでもその子とは転校した直後に付き合ってたんですけど。

あんちゃただのノロケかーい

Fukulow:あっただその子はなんというか・・・いわゆるその・・・クソビッチというか・・・2日でお別れしました。

あんちゃ:いろいろ突っ込みどころあるけどいい話だったってことにしときます。

 

直接会ったFukulowさんはWeb上で見るよりもずっと気さくで、だけどたまに「実は人見知りなのかな・・・?」というような雰囲気も感じたりして、コミュ障代表のわたしとしてはとても親近感を持てました。(そしてたまにゴリゴリ関西弁が飛び出してくる)

 

ファッションは「自分のことを好きになるきっかけ」となるもの

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▲これ、実は向かい側に誰もいません(空気に話しかけているFukulowさんの図)

 

大学時代はファッションサークルを立ち上げて活動していたというFukulowさん。スナップを撮ったりフリーペーパーの刊行をしたり、夢中で駆け回っていたそうで。

 

あんちゃ:まずサークルを立ち上げるって時点でスゲェって思うんですが、話を聞く限りかなり大変そうでしたね。

Fukulow:そうですね〜。初期の頃なんかはメンバーも数人しかいなくて、真夏の猛暑の中スナップ撮影したり取材に行ったり、企画制作したり、かなり熱くなっていました。今となってはなぜそこまで熱を注いでいたか、わからないんですが、きっとそのサークル自体がぼくの自信というかアイデンティティになっていたのかもしれません。

 

関連記事:小さな勇気が欲しくて、ぼくはJUNYA WATANABEのジャケットを羽織った。 | DRESS CODE.


あんちゃ:Fukulowさんのメディアを見ててもこうして話を聞いてても「ほんとにファッションが好きなんだなぁ」ってのがひしひし伝わってくるんですが、それだけFukulowさんの人生に、ファッションが深く関わってるってことですよね。

Fukulow:やっぱりどんなときもお気に入りの服を着ると気分が上がるんですよね。気持ちが上向きになる。ファッションは「自分のことを好きになるきっかけとなるもの」だって思います。

 

関連記事:物を買うということ。 | DRESS CODE.

 

「雑誌を読むような感覚で読む」ファッションメディアへのこだわり

Fukulowさんのファッションメディア「DRESS CODE.」は立ち上げから4年目が経ち、今もなおどんどん読者が増えているようで。自身のメディアへのこだわりや、仕事との両立についても聞いてみました。

 

あんちゃ:このファッションメディア、立ち上げたきっかけとかはあったんですか?

Fukulow:最初に立ち上げたのは大学4年生のときなんですけど、当時ぼくと同じYahoo! JAPANに内定が決まっていた堀口って奴と会った時に、彼がすでにブログを運営していて。(→monograph(モノグラフ) )そこで「ブログってこんなかっこよく作れるんだ!」というのを知って始めましたね!

あんちゃ:そしたら就職直前に始めたんですね〜!最初両立大変じゃなかったです?

Fukulow:大変さはありましたが、会社も副業OKだし記事を書くのも楽しくてハマってたのでなんとか。

 

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インタビュー当日の着こなしもバッチリでした

 

あんちゃ:そこから会社を退職して独立したのもなにかきっかけが?

Fukulow:もともと同期の堀口とはいろいろビジネスの話とかしていくなかで、新規事業の話を進めていたんですよね。最初は社内での新規事業として企画を出していたんですけど、社内の人から独立を勧められて。それだったら・・・って感じで3年間勤めたのちに独立という流れでした。

あんちゃ:(なにこのエリート感・・・)独立への不安はなかったんですか?

Fukulow:ありがたいことに、独立時に資金調達もできたので、「まずはやってみるか」という前向きな気持ちであまり不安はなかったかもしれませんね〜

あんちゃ:ほぇ〜。(順風満帆すぎてツッコむスキがない・・・くそ・・)独立後も積極的にメディアも更新してますよね。個人的にFukulowさんのメディアは並々ならぬこだわりと愛情があると思ってるんですが、やっぱりそこはなにか意識してるんですか?

Fukulow:ぼく、雑誌がすごく好きで。雑誌って読むだけでワクワクするんで、自分のメディアも雑誌を読むような感覚で見てもらいたいなって。

あんちゃ:あ〜〜〜!それや〜〜!雑誌!!まさに雑誌みたいなメディアだって思ってました!!さすが〜〜〜!

 

誰も否定しない。「自分はこれが好き」を貫く

Fukulow:ぼくなりの伝え方として、「自分はこういうのが好きだよ」っていうスタイルで好きなものだけ並べていきたいんですね。もちろん「これが好きでこれが嫌い」ってハッキリ言うのもスタイルのひとつだと思うけど、ぼくはネガティブな感情を伝えなくてもいいかなって。

あんちゃ:なるほど・・・わたしは結構ハッキリ好き嫌い言っちゃうからな・・・。Fukulowさんのメディアのラブアンドピース感は「好きなことを伝えたい」というポジティブな感情から来てるってことですね。勉強になります!

Fukulow誰かを批判することで幸せになることはないと思ってて。どんなスタイルでもその人がいいと思うなら否定しないし、いろんな価値観があっていいんじゃないかなと。ファッション雑誌だってそうですよね。雑誌棚にいろんなジャンルのファッション雑誌が並んでるけど、別にお互いをけなしたりしない。「この雑誌はこういうスタイルですよ」を貫いてる。そういうメディアでありたいなって思います。

あんちゃ仏ですか、あなたは。

 

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趣味であるカメラの撮影に没頭するFukulowさん

 

意外とマイナス思考?

あんちゃ:なんかFukulowさん、ポジティブオーラ出すぎてて眩しいっす。なんかもっとドス黒い部分とかないんですか?「こいつウゼー」みたいなこと思ったりしないんですか!?(迫真)

Fukulow:いや、普通にありますよ(笑)ネットで発信してたら「ウゼー」って思うことたくさんありますw

あんちゃ:あっよかった・・・Fukulowさんも仏じゃなくて人間だったんですね・・・。一通り話聞いてたら順風満帆すぎる人生だと思うんですけど、悩みとかあったりするんですか?

Fukulow:いやいやありますよ!ぼく、結構マイナス思考なんで・・・

あんちゃ:またまたぁ・・・

 

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Fukulow:あんちゃさんは毎日ゆっくり起きてブログ書いて読書してたら幸せって言うじゃないですか?ぼくはその日常に儚さを感じてしまうというか・・・。どんなに幸せでも1日ってすぐ終わっちゃうじゃないですか?なんだか虚しいというか、「幸せとは刹那なんだな」って。

あんちゃ突然仏が悟り開いたみたいな話になってきた

Fukulow:でもあとから振り返ったら「あのときは幸せだったな」って思うんですけどね。その瞬間はいろいろ悩みがあったりで儚く思ってしまうという。損な人生ですね。

あんちゃ:(コメントに困るンゴ・・・)そうですね、わかります。(棒読み)

 

・・・というわけで最後は謎の悟りを開いてしまいましたが、普段はあまり素性の見えないFukulowさんの人柄をたくさん垣間見ることができたなぁと思います。

 

ファッションへの愛も、メディア運営のこだわりも「好きな服を着る自分を好きになる」「”自分はこれが好き”を伝える」・・・すべて自分の「好き」というポジティブな感情で動いていることがFukulowさんの魅力だなぁと。

 

今回はあえてファッションの着こなしやアイテムにフォーカスしなかったので、そこらへんの話はぜひFukulowさんのファッションメディア「DRESS CODE.」によだれが出るほど書かれているので、ぜひチェックしてみてください!特にファッションに疎い男性陣なんかは必読ですよ!マジで!!!!!

 

>>Fukulowさんのファッションメディア「DRESS CODE.」はこちら

>>FukulowさんのTwitterはこちら

 

Fukulowさん、ありがとうございました!

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編集後記

Fukulowさんのメディアにて、あんちゃもインタビューしていただきました(*´ω`*)

ぜひ合わせて読んでみてください〜!

>>これが私のとっておき。『It’s My Sunday Best』 Vol.12 あんちゃ(ニカミアンナ)さん | DRESS CODE.(ドレスコード)

 

編集後記その2(注:下品)

Fukulow:てかあんちゃさんの個人ブログ(→まじまじぱーてぃー)に「ウンコカテゴリ」あるのなんで?ww

あんちゃ:いや、そりゃウンコについて熱く語ってる記事がたくさんあるからですよ!

Fukulow:そういえばウンコ踏ん張るときって、和式トイレみたいに足をぐっと曲げるといいらしいんですよ。アメリカとかでは洋式トイレの前に踏み台を置いてする家もあるみたいで。

あんちゃ(え、なにこの急なウンコ話???)

Fukulow:で、それ聞いてぼく洋式トイレの便座に足を乗っけて体育座りみたいにしてみたんですよ。

あんちゃ:はぁ・・・

Fukulow:そしたらね・・・スルスルーっとでました(恍惚)

あんちゃそこまで聞いてねぇwww

 

※Fukulowさんは普段はとても誠実で下品な話を全くしないのでご安心ください。