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身分不相応とわかってても、私がSandersの靴を履いてしまう理由

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Sandersという英国産のレーザーシューズブランドがある。

いつからかわからないけど、なにかの雑誌でその存在を知った。

 

 

・・・知った瞬間に、わたしはもうSandersに惚れ込んでいた。

 

 

「なんで好きなのか?」と聞かれても、正直うまく答えられない。

その靴を見た瞬間に、吸い込まれるような感覚があったとしか言えないから。

 

 

***

 

 

わたしは人生でおそらく一度も(人に)一目惚れをしたことがない。

 

かっこいいなぁとか、オシャレだなぁと思うことはいくらでもあるが、

「わたしにはこの人しかいない」という感覚になったことは一度もない。

 

 

ときどきそういう運命の出会いをする友人もいるが、その感覚がわからなくてちょっと羨ましかったりもした。

たぶんわたしの人間性として、少し物事を冷めた視点で捉えてしまうから、燃え上がるような恋もできないのだろうと思っていた。

 

 

 

 

しかし、わたしはSandersというブランドに心底惚れ込んだ。

人とモノの違いはあるが、「これがあの、一目惚れの感覚なんだろうか?」という実感があった。

 

はじめてSandersの靴を見た日から、街中の靴屋をかけまわって、Sandersを扱っている場所を探した。

しかし北海道にはほとんど扱っている場所はなく、たまたまメンズサイズのものを見つけたけれど、当時金欠大学生だったわたしには唾を飲み込む価格だった。

 

そこから数日間はひたすら恋い焦がれるような気持ちになったのを覚えている。

 

 

***

 

そこから数年経って、わたしは上京し、就職し、独立した。

独立当初は生きるか死ぬかの瀬戸際で、必死で生活を立てるために動いた。

 

 

独立から1年ほど経って、ようやく軌道に乗った頃、わたしはたまたま都内のセレクトショップでSandersの靴に再会した。

 

わたしは迷わず購入した。(少しだけ唾を飲み込んだ)

昔からずっと触れたかったSanders、やっと履けるんだ・・・と思うと自分の今までのSandersへの想いと、この靴を手に入れられるまでの道のりがふと込み上げてきた。

 

 

 

たぶん、このSandersを履きこなすにはまだまだ身分不相応で、時間がかかるような気がする。

それでもわたしはこのブランドのモノづくりが好きで、わたしが「心底一目惚れした」対象だから、今後も少し背伸びして大事に履き続けると思う。

 

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